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国の年金だけに頼らない「私設年金」確保の必要性

2020年10月05日(月曜日)


ゆとりある暮らしをするにはこれだけ足りない


人生100年時代と言われている中、国から給与される年金(公的年金)だけでは、ゆとりのある老後生活を送る事が難しいと言われております。

定年後のゆとりのある生活を送るためには、私的年金(自身で生産する年金)の積立が必須であるといっても過言では有りません。

この記事では、年収別に給付される年金をシミュレーションしたデータをまとめてみました。

そして、月々どのくらい資産貯蓄していくべきなのかの目安を出してみましてので、参考にしてみてください。


現役時代の収入に応じた年金受給額 


ここでは、収入別に将来どのくらいの年金がもらえるのかシミュレーションしてみました。


夫婦2人でゆとりのある老後生活をおくるにあたって、必要な生活資金は毎月約35万円と言われております。

平均年収700万円の夫婦が受け取れる毎月の年金受給額が23万円(資料作成時より減少している可能性あり。)ですので、毎月12万円の不足になります。

仮に85歳まで生きる(20年間の老後生活)とすると、不足額は12万/月×20年間=2400万円になります。

現在の日本の平均寿命は、男女ともに85歳を上回っています。


先述の通り、老後のためにゆとりある生活を送るためには、夫婦二人であれば、公的年金とは別に『約2400万円』必要です。

しかし、この数字は今現在の話です。

「年金がもらえなくなる」「人生100年時代で老後生活が伸びる」などを考えるととても上記資産では足りないと想定できます。

より老後の備えに向けた対策(資産形成)が必要な時代になってきているといことは言うまでもありません。

それでは、月々どのくらいの貯金をすべきか、次のセクションで見ていきます。

【貯金で準備する】


先に言及したように、仮に85歳まで生きると、約2400万円を公的年金とは別に積み立てていく必要になります。

ここでは、60歳までに2400万年を溜めるためには、月々幾ら貯蓄するべきなのかをまとめました。

この2400万円を60歳までに貯金で準備する場合

50歳の人: 月約20万円

40歳の人: 月約10万円

30歳の人: 月約7万円

を貯蓄する必要があります。

【退職金で準備する】


退職金は、住宅ローンの繰り上げ返済にあてたり、家の修繕リフォームに必要だったり、親の介護費用、子供の結婚資金などなど、色々な計画に必要となる場合が多いです。

また、退職金制度の見直しなどにより必ず受給できるという保証が見えづらくなるこれからは退職金をあてにはできません。

人生100年時代と言われている中や少子高齢化に伴い、従来の公的年金だけに頼る老後は今後変わってくでしょう。

今後の不確実性に対応するためにも、若い内からコツコツと私設年金を積立ることはさらに重要になると言えるでしょう。

ゆとりのある老後生活をおくるために、まずすべきことは何でしょうか?

それは、まずどんな対策ができるのか知ることです。

その最初の“知る”をサポートさせていただくのが、弊社の役目だと考えております。

少しでも興味がある、相談したいなどありましたら、詳しくご説明いたしますので、お気軽にご連絡ください。

弊社にはFPが在籍しております。不動産投資に限らず、資産運用に関して総合的かつ客観的な視点でアドバイスが可能です。

あなたの現在の状況・目指したい将来像に合わせてヒアリングの上、なにかヒント・参考になるようなサポートができればと考えております。